迫真魔術部!タルパの裏技!

淫夢要素はありません

お前らは俺のおもちゃでいいんだ上等だろ

お ま た せ(待ってない)
 
今回もタイトルに語録を持ってきました。
 
今回はよく「使い所さん!?」と言われるAKYSの語録です。
 
……よく言われるか?
 
個人的には好きなんだけど、「いいだろお前成人の日だぞ(意味不明)」なんて成人の日にしか使えないし、「KEN、どうにかしろ」なんて友人の名前がKENじゃないと本当にどうしようもない。
 
「人間の屑がこの野郎…」じゃ、ちょっとインパクトが薄くて語録だとピンとこない可能性もある。
 
そんな使いづらさを愛していきたいですね。
 
といったところで、本当に意味不明な導入を終わっておきましょう。
 
淫夢要素いる?」ってツイッターで聞いたら「いる」と複数お答えいただいたので、ワイのFF内にホモしかいない疑惑が浮上しています。やめろ~ワシはホモじゃない(NYN姉貴)
 
 
 
さて、魔術師というものは、大きく分けて2つに分類されます。
 
それは、右と左です。
 
右翼と左翼っていうわけじゃないし、どっちが偉いってわけでも、……うーん、個人的には右の方が偉い感あるけど、うーん、でも一般的には左右のバランスが大事だよねっていうところに落ち着いているので、それを採用しとこう。うん。
 
この左右の概念は
 
聖書、伝道の書10:2「知者の心は彼を右に向けさせ、愚者の心は左に向けさせる。」
 
という一節から取られたらしい。
 
右は清廉潔白で清々しい魂の練磨と奉仕の心って感じの魔術で、左は自分のことを第一に考えるワガママで傍若無人って感じの魔術だ。
 
もっとわかりやすい表現にするなら、そして最も誤解を招きやすい表現をするなら、右が白魔術で、左が黒魔術だ。
 
ここで生じた誤解をすぐさま解いておこう。
 
一般的に想像される大鍋グツグツの黒魔術は、どの魔術かというとウィッチクラフト(ウィッカ)に近い。
 
でも自分より上位の存在と交信するどちらかというと右っぽい魔術もウィッチクラフトはやるし、この左右の概念は結構曖昧なのだ。
 
でも例外はある。
 
先日、Amazonのオススメ見てたらバトラーさんの魔法修行が安かったので買ったんだけど、これには右のことしか書いてない。
 
あー、もっと正確に言うと、まだちゃんと読んでないんだけど、20ページあたりまで読んだ感じ、右のことしか書いてない。
 
あとケイオス魔術とかもってのほかだぞ!と言っている。
(14p2行目:(前略)、つまり教えられた行法に他の方法を一かけらも混ぜないということを君に誓ってもらうことになる)
 
そのあとぱらぱら~と流し読みした感じ、師弟で繋がって結社に入るって前提があるから、面倒を起こしてほしくなくて「混ぜんなよ!」と言っているように感じたけど。
 
まあ、混ぜんなとか何だとか言ってても、前回も話題に出したキャスター・エレナ(星4全体Art宝具)の近代神智学からして東洋の焼き直し感強いんだから、ノンポリケイオス魔術師から言わせてもらうと、混ぜる混ぜない右だ左だって話からしてかなり方向性の違いを感じて……。
 
……だから読み進めてないんですね、はい。
 
まあ、そもそもこの左右だ何だ善だの悪だのって話が、そんな二元論ぶち抜いて絶対原則があるはずって鼻息荒くしてるケイオス魔術師とは相性が悪いんです。
 
「包丁は悪くない。刺したやつが悪い」
 
というのは、私がよく口にする言葉です。
 
これを車に置き換えて、「車は悪くない。轢いたやつが悪い」とか「俺は悪くない。こいつが飛び出してきたんだ」とか「とにかく話は署で聞きますから」とかに置き換えてもオッケーだ。
 
書きながら「これ面白いか…?」と自問自答するような小ボケはさておき、私は「術は術、それ以上でもそれ以下でもなく、その性質を決めるのは術者の心だ」と思っている派なので、左右って話が何とも……。
 
じゃあなんでこんな話を始めたのかっていうと、魔術クラスタの人ってなんでそんなクソ上から目線なのっていうツイートを見たのがキッカケです。
 
ぶっちゃけると、「左右のバランスすら取れてないド三流以下のボンクラだから」に尽きると私は思う(上から目線)。
 
はっきり言って人間なんて腹減って眠くて彼氏彼女がいないとイライラして、満員電車とかで自分以外の人間一斉に死に絶えて俺の椅子にならねえかなぁと思う生物なので、そもそもが完全に白の中の白ってわけにいかないんですわ。
 
それを修行で右だ善だ魂の練磨だアセンションだってやってると、そうじゃないやつを見下し始めるんです。
 
ブッダは、一通り苦行やって「苦行やってないやつ見下し始めるから苦行よくないわ」って結論づけたらしいですね。
 
法事のときに聞いた坊主の説法だったので、本当にブッダが言ったのかどうかは知りませんが。
 
そのときの坊主は「苦しいからといって苦しくない人・幸せな人を恨んだり妬んだりするのはおかしいし意味ない」って話を続けました。
 
まあ言ってみれば、めっちゃ塾とか通ってるクラスメイトがテストでイキりだすパターンですわ。
 
バレー部、バスケ部、サッカー部などなどが体育の時間で球技がそれになった途端にイキイキしだすやつですわ。
 
イキらしてやってくれ。それしか誇るものがないんや。
 
そんな、非魔術クラスタの人(要するに一般人)を見下すような段階は、まともな師匠がいたら最初に否定されるところです。
 
そういう言動に限らず、心の中だけもそう思うことは、不可視の影響を外へもたらして、必ず周囲との不和を招く。
 
だから、”普通”なら修行の前に「修行したからって特別なわけじゃねえしマジ調子のんなよ雑魚が」って釘を刺されるはずなのです。
 
少なくとも我が師である本たちにはそう書いてあった。
 
もし生きた師匠がいてそんなヘンチクリンに育ったなら、師匠がオカシイのか、師匠でも直せなかったヘンチクリンなんでしょうな。
 
プラトンの説を借りるなら(プラトンだっけ?)、不可視の相互の授受が師弟間には生じているはずなので、まあ、師匠の狂気が移ったか、弟子の狂気が移ったか、いずれにせよブロックするのがよろしいでしょう。
 
こんな淫夢語録の話の導入からわけわからん話をしている野良ド三流ケイオス魔術師にすら馬鹿にされるレベルなんだから、接してても何も学ぶところがない馬の骨です。
 
馬の骨に失礼だ。謝れ。馬の骨さんごめんなさい。
 
そういえばこの前ドライブしてたら豚骨ならぬ牛骨ラーメンというものを見かけました。
馬骨ラーメンもあるのでしょうか。
私、気になります。
 
……なんの話だっけ。
 
しかもね、右だの左だの善だの悪だのって二元論は所謂西洋の考えなんですわ。
 
ちょうど、この読まないつもりの魔術修行の本にも書かれてるんですが(←読め)、
 
「西洋人が使うために西洋の伝統が発展させてきた方法こそわれわれ西洋人にとって最適なのだ」
 
とあるんです。
 
これ、裏を返せばこの本に書かれた「西洋人が使うために西洋の伝統が発展させてきた方法」で日本人が修行するわけだから、その論に立つならそら日本人には最適じゃないわな。
 
(俺、これ読んで大丈夫なのかな。どうせ必要なとこだけ抜き出してケイオスアレンジするんだけどさ。)
 
そういうわけで、魔術クラスタの人が突然上から目線で「最低限これ読め」とか「その程度は相手にしない」とか「その段階で躓いてるのはおかしい」とかそういう言動してるのは、まだ「その程度」の魔術師の卵だからです。
 
まだ孵化してないんです。
 
一般人と変わらんのです。
 
魔術も武道も、精神修練の行であり、その点で言えばAKYSのような「カスが効かねえんだよ(無敵)」という実力主義的な見方は、本来の目的から反しているんですな。
 
いくら筋肉つけても鉛玉で死ぬし、いくら魔術を極めてもテレポートできるわけじゃないし。
 
 
よっし!無理矢理AKYSに繋げたぞ!
 
 
 
あ、右の話ばかりだったけど、左はもっとわかりやすいですよ。
 
左に偏った魔術師は、他人がどうなろうが興味ないので、そもそも関わってきません。
 
 
 
平成29年11月14日午前3時46分