迫真魔術部!タルパの裏技!

淫夢要素はありません

ざっくり創造型タルパ分類

創造型タルパももう一度その中身に整理をしてみようという働きかけとか必要ちゃうかなって思いました。

要するに以下の方式を後付で、今いるタルパないしタルパっぽいものに当てはめて、その存在エネルギーにベクトルを与えてやると効率的なんじゃね?という発想です。

言ってみれば、ただ普通に垂れ流してるだけのホースより、口をきゅっと狭めたホースの方が水はよく飛ぶよねっていうやつです。



以下、いずれの方式も未分化のタルパと長期間接触することで術者から何らかの流出が発生してタルパへと成長する、という解釈を共通認識としている。

・シジル式
自作シジルを本体として、自分の望む性質・能力にタルパを調整する方式。
魔導書に描かれている印章から引っ張ってきたり、ケイオス魔術のシジルよろしく自作するのも良いだろう。
作成するときは、その印章の部品が何を意味しているのか、何を意味させたいのかを意識して作成を行うこと。
既存の印章から引用する場合、喚起式、ネイタル式、依代式と相性が良い。
ケイオス式だと作成後速やかに忘却すべし(無意識の彼方に送れ)と言われるが、別にそうでなくてもいいと思う。
あくまでも個人的に思うだけだけど。

エーテル
タルパのエーテル体を作り出して入れ物とする方式。
体感だが、これが最もオート化(アストラル体が安定)しやすいと思った。
気感ができてないと話にならないので、それ相応の訓練が必要。(といっても他の方式に訓練が不要なわけではない)
不純物が含まれないため、おそらく術者とタルパの性質差が出にくいと思う。
しかしながら純粋なエーテル体として分離させ続けることは、物的執着に縛られた人間の性質上不可能であるので、通常他の方式と並行して行われる。

・投影式
Twitterのタルパ界隈用語でいうところの視覚化。
魔術用語でいうところの投影。
それによりタルパを自己とは独立した存在だとこの世のレイヤーに分離させるプロセスを経る。
投影の際にだいたいエーテル式と並行される(ので言わずもがな相性は良い)。
絵をたくさん描く方法等はこちらだと思って。

依代
パワーストーン、アミュレット、タリスマン、お守り、ぬいぐるみ、その他あなたの思い入れのある品々を起点として作成される。
そのため、起点となった物質の性質を帯びる。
基本的にエーテル式と相性がいいので意識して行うと良い。
ネイタル式との組み合わせも容易で、物品を用意して「これを依代としてタルパを作成する」とした時(の天球)を基準にすると良い。
星護符などを起点とするなら、さらに有効だろう。

・喚起式
既存の存在を起点として喚起(想起)する方式。
タルパ界隈用語でいうところの版権タルパなど。
投影式と並行される場合がほとんどである。
また既存の印章を使用して喚起(召喚)し、その存在をそのまま使用し続け、術者と被召喚存在との間に化現としての循環が発生した場合もこの方式に当てはまる。

・ネイタル式
他の方式でタルパを作成した日を基準とするため、これ単体で使用することはほぼ無い。
西洋占星術によって割り出した性質をタルパに対して付与する。
タルパの性質が確定するため、依代式の中でも性質が限定される物品との相性は悪い場合がある。
もし依代式とネイタル式の導入を検討しているなら、導入順序を「ネイタル式→依代式」の順にすること。
依代が決まっているなら、タルパ作成の日時を相性の良いタイミングにずらすと良い。

・真名式
その名によって性質を確定させる方式。
犬を飼う者が「犬」と名付けないように、タルパに対して「タルパ」という名をつけるタルパーは存在しないだろう。
愛着が必要無いのなら使い捨ての人工精霊で十分だ。
その名に意味を持たせ、それを持ってタルパの性質だと決定する方式。
あまりに極端な名前を付けない限り、他の方式との相性は悪くない。
(極端な例:「煌々たる炎神の剣奴」と名付けられたAsc魚座、太陽蟹座、月蠍座で、依代土星の3の惑星護符なタルパ)

・信仰式
多数の人間の認知を利用して存在を確定させる方式。
共通認識の事項によって術者の意図しない方向へ性質が固定化されるので、普通にオススメしない。


以上。

以上のタイプのものを、すでに存在するタルパさんに当てはめると、その性質が変化するのが感じられると思う。

それは例えるなら小学校から中学校に進学したときの子供のように、何か本質的なものが変わったわけじゃないけど、なんか雰囲気変わった?的なくらいの変化ですが。