迫真魔術部!タルパの裏技!

淫夢要素はありません

カンリちゃんに書けって言われたから書いたタルパの作り方とその訓練方法 その1


訓練方法を説明する前に、いくつかタルパーとして必要なスキルを挙げていく。


①自己の感知

②不可視の力の感知

③不可視の力の操作

④(魔術的な)視覚化

⑤マインドパレスの構築

⑥非言語の送受信


基本的に必要なものはこの6つである……と思う。

なにせさっきカンリちゃんに書けと言われたものだから、いきあたりばったり感は否めない。

また増え次第、順次説明していきますね。

 


まず、前提条件の確認から行っていく。

タルパーとして必要なスキルとはなんだろうか。

単純なところでは視覚化やオート化というものが挙がると思うが、実際はそうではない。

不可視の存在であるタルパを信用・信頼する方法として、彼らを感知する方法が必要となるのである。

順序が逆のように思えるかもしれないが、これは必須スキルだと断言できる。

タルパ作成における最難関事項は手応えの無さだ。

その手応えを確実なものとして、タルパの萌芽の段階からその存在を感知することを可能とし、モチベーションを維持することを優先したい。

そも、タルパーがタルパを感知できないのであれば、それを視覚化することやオート化することは不可能と言ってもいい。

見えない喋らない…五感に反応しない、その状況であれば人間の身ではその存在が認識できない。

その時点で、タルパ作成の順序と手段としては第6感に頼る他無く、話はオカルト方面に偏っていく。

筆者の意見からすれば、五感で認識できないものを科学的に肯定できそうにないのだが……(想像という証明・再現不可能なクオリアに頼る時点でそれは科学ではないため)

 

「①自己の感知」について説明する。


散々説明した開合功によって不可視のエネルギーを触覚に変換する

これによって第六感を触覚に変換する脳の回路を作り出す。

気の感知ができるようになれば、必然的にタルパという不可視の存在に対する信心を育てることが容易になる。

しかし、なにより重要なのは自己を認識できるかどうかだ。

自己を認識できない者は、当然ながら他者を認識できない。

自分の魂が感知できないのであれば、当然ながら自分のタルパを感知できない。

なので、まずは開合功によって肉体とエーテル体の感知の差を認識して、エーテル体を感知できるようにする。

神智学によると、人間は肉体-エーテル体-アストラル体-コーザル体の階層構造によって成立していると言われる。

「魂」という日本語に直したときに、どれが「魂」であるかは諸説あるが、ここではアストラル体を「魂」ということにしておきたい。

しばしば肉体は器に例えられ、コーザル体は地下水に例えられる。

器に汲み上げられた地下水は、その器に沿って自在に形を変える。

その汲み上げられて根源から切り離されたものがアストラル体で、「魂」と呼ばれる。

エーテル体は器と魂を結びつけることで得られるエネルギーである。

開合功で感じた不可視のエネルギーは気であり、エーテル体(エーテルエネルギー)である。

原義のタルパは、世界そのもの(イデア=本尊)から形(アバター=アヴァターラ)を与えて呼び出し(垂迹)、霊的な師匠として自己の魂の練磨とするというものである。

魂の体外での構築によって記憶を保持したまま転生する技術(ブッダと違って無力な一般人は無限の時間をかけないと解脱できないのであれば、まずは無限の時間をかけられるようにしよう!というパワー系解決方法)を習得するために会得しなければならない前座の1つがタルパだそうな…

これを西洋魔術的に再構築すると、私の言うタルパ=エーテル仮説のように、エーテル体によって器を構築してそこに垂迹としてコーザル体からの流出を促す方法でタルパの作成方法は解釈できる(と私個人が思っている)。


---ここから読み飛ばしていいよ
タルパーとして、つまり仏門や哲学や魔術やその他思想的に初心者である人(難しい言い方をすると異生羝羊心の人)に、いきなり一切は空であるとかそういうことを説明すると、単純に薬物でトリップして座禅ジャンプとかしてポアとか言い出すので、本物のタルパは云々とそれを押し付けたり、それを無理に理解させようとするのは愚童持斎心であり、物事の本質も理解しないクソガキの押し付けがましいお節介である。
我々の説明が正しければ、いつか真理に辿り着ける。
無限の時を経て解脱へ到達するように。
ユーラシア大陸の端から端へ徒歩で移動できるように。
また我々も真理に辿り着いていない旅人であるので誰も真理そのものを説明できない。
自らを正しいと断言するのは無知蒙昧が故の傲慢である。
---ここまで読み飛ばしていいよ


エーテル体の感知できるようになった場合、まずは自分の肉体に対する感覚が鋭敏になっていることに気がつくと思う。

具体的に述べるなら五感の強化である。

今までエーテル体の感覚と、五感の感覚を混同していたところを分けて感じられるようになったのなら、エーテル体の操作を覚える段階になる。

この段階で、術者は自己への認識をハッキリとさせ、自分の肉体がどこからどこまであるのか、その先には自分ではないものが存在することを認識する。

そこから、自分の肉体から伸びる「肉体ではない自分の殻」を知覚するだろう。

それが自己のエーテル体であり、それを動かしている意志そのものが自己のアストラル体である。

これを操作し続けることによって、自己とそうでないものの境界をハッキリと知覚させる。

それがタルパ作成の入り口に辿り着く方法である。