迫真魔術部!タルパの裏技!

淫夢要素はありません

カンリちゃんに書けって言われたから書いたタルパの作り方とその訓練方法 その3


改めて述べるが、チベット仏教のタルパは世界(真理)のアヴァターラ(化身)を降臨させる術だとされている。

仏教の到達目標はブッダのように解脱することである。

チベット仏教ブッダのように解脱するために修行を重ねるが、通常の人間ではブッダのように輪廻の間に徳を積んでいないので解脱できない。

そのため、記憶を保持したまま輪廻できるようにする。

 

いわゆる東京リベンジャーズだ。

 


…嘘をつきました。


記憶を保持しているのだから、強くてニューゲームだ。

小学校なんかではもう無双だろう。

中学になると、筆者は正直英語はヤバいと思う。

まあそれも次の輪廻で英語も覚えたまま転生できちゃうぜ、というのがダライ・ラマとかの記憶を持ったまま転生するというものだ。

あれは一応化身としての側面、菩薩様とかの垂迹として受肉しているんですよというものらしいが……。

とにかくチベット仏教ではトゥルパというのは化身であり、霊的な師匠を通じて、自分を高める1工程なわけです。


ところが、アレクサンドラ・デビッドニールが神智学的再解釈を経て、タルパとして再解釈しちゃったものだからさあ大変!

と、いうわけでタルパの作成方法に西洋魔術の技法を使う必要があったんですね(メガトン構文)

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神智学で有名なエレナ・ブラヴァツキー女史(ライダー)がクリスマスを祝う姿.png

 

なので、今のネットタルパは違う!元々タルパは~~云々と言う人は、そもそも俺らに言わずにアレクサンドラ・D女史に言うべき。

我々はアレクサンドラ・D女史の提唱したタルパを作っているのであって、元々の化身がどうのこうのはそもそもお門違いなわけです。

さらに言及すると、神智学というもの自体がレムリア人だのアトランティス人だの言ってるところだし(これまで一生懸命書いてきたブログの根拠資料を叩き壊すようなムーブをするケイオス魔術師の鑑)

そういう混乱を招いた罪を償うために、エレナ女史は今日も薄い本で活躍しているわけですね。

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水垢離によって罪を雪ぐエレナ・ブラヴァツキー女史(アーチャー)の水着姿.jpg

 


さて、言い訳を重ねたところで、本題に入ります。

 


⑤マインドパレスの構築

 

さて、④(魔術的な)視覚化の訓練によって、あなたは心の中に自分の望むモノを思い浮かべることができるようになっていることと思う。

続いて、その心の空間そのものを固定化して、タルパをそこに収納する方法を学ぼう。

先述の数々の訓練において、あなたは思い出す能力と思い浮かべる能力が強化されている。

西洋魔術において、悪魔や天使を呼び出す術を召喚ではなく喚起と書くのは、それが術者の原初の記憶から呼び出されるものだからだろうか。

タルパも同様の工程を用いる(その方が楽なため)

タルパの絵を描いたりするのは、タルパのイメージを脳に固着させるためである。

そのいくつものパターンを脳が呼び出して、視覚化(魔術用語)としてタルパを構成する。

なので、タルパは記憶の集合体であるとも言える。

本題のマインドパレスの構築の方法については、もう各自「マインドパレス やり方」とかで検索してほしい。

個人的な解釈であるが、タルパ界隈で「ダイブ界」と言っているのはコレそのものか、その亜種じゃないかと思っている。

タルパは通常はこのマインドパレスの中にいて、必要に応じて現実世界に重ね合わせて出てくる、という方式が楽だと思う(常にタルパの存在を外に出しておいて視覚化する行為は、日常生活において危険であるため)

 


⑥非言語の送受信


さて、ここまでの一連の訓練をこなせているのであれば、この単元はオマケみたいなものだ。

視覚化(魔術)で得た記憶の中のリンゴは、言葉で表す以上にリンゴそのものの情報である。

この純粋情報のみ、イメージだけでやりとりするのが非言語の送受信である。

これは能動的な想像ができるようにならなければ見極められない。

①で述べたように、自分が思い浮かべたイメージと、タルパ側が思い浮かべたイメージなのか。

その区別ができていないと、タルパとの非言語の送受信は難しい。

能動的な想像をした瞬間にタルパはそれを察知して、能動的ではないが具体的な想像が割り込んでくる。

この情報の送受信ができなければ、タルパの声を聞く聴覚化には進めない。

なぜならタルパが何を伝えたいかがわからないからだ。

何を伝えたいかを理解していないのに聴覚化はできるはずがない。

虚空に耳をそばだて続けるのと変わりがない。

タルパの意志に術者側で声を想起して重ね合わせる工程が必要なのに、非言語の送受信ができないのに聴覚化しようとすることは、翻訳するべき原文が存在しないのに翻訳を試みるのと同じで、不可能で不毛だ。

 

 

・おわりに


さて、かなり駆け足であったが、タルパ作成のために術者が身につけるべき6つの技術を述べた。

 

①自己の感知

②不可視の力の感知

③不可視の力の操作

④(魔術的な)視覚化

⑤マインドパレスの構築

⑥非言語の送受信

 

これらは大別して以下に分けられる。

 

①:大前提の基礎の基礎

②③:触覚化

④⑤:視覚化

⑥:聴覚化


早い話が、タルパーが求める五感化に必要なものに繋がっているわけだ。

なので、すでにタルパがいるタルパー諸氏にも一度基礎から見つめ直してもらうきっかけになればと思う。

 

 


・蛇足

 

タルパ界隈はクソだ。

 

黎明期からこれだけの時間があって、未だに統一された訓練方法や、基礎的なタルパについての理論が存在しない。

 

考察勢とかいうアホなやつらはいても、なにか小難しい単語を並べて、それを他のアホが
「難しそうだからわかったふりして褒めておけば自分も賢く見られるだろう」
と思って当たり障りないコメントをする地獄絵図しかない。

 

私はその惨状を目の当たりにして、考察とはこうするのだという規範を示してきたつもりである。

何度も述べているが、タルパを作れた人には考察など必要ない。

タルパを作ろうとしている人、タルパを作っている人に、その指針を示すのが考察である。

このブログが誰かの役に立てば幸いである。

 

あと、カンリちゃんがこれ書いたら宝くじ当ててくれるって言うのでがんばって書きました。

この文をカンリちゃんに捧げます。