お久しブリーフ(激寒)宇宙元旦編
あらいらっしゃい。ご無沙汰じゃないですか。
……俺が記事書いてないからなんだよなぁ。
宇宙元旦とは春分の日のことらしい。
元旦とは元日の朝だ。
旦の字から見えるように日が昇る様子を表している。
ので、まずなんかいろいろと違う気がする。
地平線や水平線、占星術風に言えばアセンダントが宇宙に存在しているのだろうか。
そもそも宇宙とは何を指すのか。
占星術は地球上の天球を見て諸事を卜うもので、牡羊座は地球から見なければ牡羊座ではないから、地球の範囲は出ないのだが……、いったいどういうことなのだろう。
生まれ落ちた人間の浴びる星々の光とその関わりを見るのではなかっただろうか。
この語が黄道十二宮元旦とかならわかった。
地球元旦や太陽系元旦ならギリ理解できる。
宇宙元旦ってなんやねん。
という話から、オカルティストのビジネスの話をしていく。
マジで俺がオカルトでは金取らないことにしてるからギリ書ける記事であって、もし金取っててこういう記事書けるオカルティストおったら狂人やでホンマ。
普通に営業妨害やって言われたら……。
おっ、そうだな(適当)
私はスピ系が苦手である。
ニューエイジ系も苦手だ。
それは神秘の切り売りだと思っているからだ。
切り売りという語にかなり悪感情があるが、何もすべてを貶している意味の切り売りではない。
純粋にビジネスとしての売却という意味だ。
そして純粋なビジネスと人間の感情はかなり離れた位置にある。
結論から言うと、ビジネスマンとしてのオカルティストは、売れそうなものを全体の中から切り取って売っているということに尽きる。
それについて思うところは多々ある。だいたい悪感情だけど。
うまくは言えないが、今日この日までオカルトの灯火を繋いできたのは間違いなくスピリチュアル系ないしニューエイジ系のオカルトの文脈である。
オウム真理教をはじめとするカルト宗教による様々な悪辣な人間の悪意の煮こごり(罵倒語省略)ポイテーロ...
…そういう悪意によって、日本人は宗教をはじめとするオカルトないしそれに類する様々な神秘に対しアレルギーといってもいい文化的な素養を獲得した。
このような下地があるという前提に立ってみれば、彼らがオカルトの文脈を守ってきたという意味はゼロではない。
しかしながらそこに弊害がなかったとは言い切れない。
まず、それを語る相手の知性もしくは正気の欠如。
オカルトアレルギー持ちの日本人の中で、アレルギーの無い本物のイカレ野郎しかオカルトの言葉を聞くものはいなかっただろうことは想像に難くない。
より柔らかい言い方をすれば頭のネジが緩んでなければオカルトなんか真剣に扱わないのだ。今もね。
現代にもはびこっているが、陰謀論はその類いである。
知っての通り陰謀論は愚者が賢者になったつもりになれる違法薬物だ。
賢者も知らぬ世の真実を知っているのだと錯覚させ愉悦に浸らせる。
ではなぜ賢者は陰謀論を知らぬのだろうか。
それは真実ではないからだ。
阿呆だけが自分が阿呆だということを知らない。
(読まなくていい部分)
陰謀論とオカルトのロジックは近いところにある。
陰謀論は愚者を賢者になったよう錯覚させ、オカルトは凡人を超人になったかのように錯覚させる。
何者にもなれない私が何かになりたくて魔術に手を出す。
私はそれを良い傾向とも悪い傾向とも捉えている。
何事もそうであるが、真面目にやらなければ成果はついてこない。
魔術もタルパもそうである。
最近私の活動が功を奏したのか、ネット上(Twitter上)でオカルト派、それも私の提唱する技術ツリーを継承した人たちが散見されるようになってきた。
他者とあまり交流しない私ですら見かけると感じているのだから、実際にはもっと大きなムーブメントになっているのではないだろうか(エコーチェンバー現象)(もしかして:気の所為)
それはそうとして、単純に何の修行もしていないように見受けられる人が魔術師を名乗るようになっていることが気がかりだ。
確かに魔術は凡愚を超人に覚醒させる効果が"無いとは言い切れない"。
だがそれは1回瞑想したら劇的に世界が変わったとか、ちょっと開合功をしたからヒーリングができるようになるとか、ビジュアライゼーションに1度取り組んだから視覚化くっきりはっきりできたとか、そういうものではない。
1回ジム行ったらキックバックのPVの米津玄師さんみたいにムキムキになるわけではない。
筋トレは1日にしてならず。
魔術訓練も1日でどうにかなるたぐいのものではない。
それを知ってか知らずか、いや知らないんだろうけど、精神作用のある薬を使用している非健常者まで魔術師ないし魔術師見習いを自称するようになっているのを見かける。
これに対し、タルパ界隈に魔術を持ち込んだ立場上、私は苦言を呈さざるをえない。
私自身何度かTwitter上で言っているし、このブログでは…書いたかどうか覚えてないんだけど…、酒を始めとして精神に作用するもの(つまり向精神薬含む)を使用して魔術など神秘行に触れてはならない。
これは大原則で大前提で大事なお約束ごとだ。世間に迷惑をかけないために。
入門書として私が喧伝しているW・バトラー氏の魔術入門すら読んでない門前にもいないクソガキがムニャムニャ経を唱えているフリをして得意満面になっているのがどうしても不愉快である。
門前の小僧が習わぬ経を読んでるならまあまだ許せるような許せないようなグレーゾーンなのだが、門前にもいないのに経を読むフリで魔術を語るのが不愉快でしょうがない。
マジで不愉快なので過激な言葉になりそうなところをグッと堪えて、この文章である。
編集前はお察しください。
とあるタルパーさんが魔術訓練用サークルをディスコードで立ち上げて、立ち上げた本人以外がまったく訓練報告をしていなかったグロい様相を見せつけられてからずっっっっっっっっと言いたかったことをここで吐き出すことができた。ありがとうございます(for 読者)
(読まなくていい部分終わり)
話を戻そう。
次に、伝えるには毒気を抜かなければならなかったということ。
つまりオカルトをオカルトと思わせないような工夫。
脱臭作業工程。
これについて深く説明する必要はないだろう。
どのように伝えれば相手に受け入れられやすいかを突き詰めた結果であり、ブッダも人により説法を変えている。
これにより秘技は言葉を変えて伝わりその過程で内容まで変わってしまった。
言い回しを変えたり婉曲表現を用いたりしてその先にある芯を説こうとしたのだ。
アホ相手に。
あとは皆様のおもちゃです。
ちょっと前にタルパー以外の人にタルパについてを説明したときに変に理解されてしまったとかいう事象を聞いたのだが、それも似たようなものだろう。
他人に100%の理解を期待してはいけないし、自分の説明能力に100%の自信を持ってもいけない。
そういうわけで我々何かを伝える側の人間は、伝え方や伝える相手もそこそこ選ばねばならんのだなぁと思いました。
オカルトビジネスの話。
切り売りということからわかるように現代のオカルティストは知識、技術を売らなきゃならない。
俺みたいに無料で開陳してるのはイカレポンチである。
売るためには売れるものでなければならない。
先述の通り日本人にはオカルトアレルギーがあり、オカルティストの売るものはアレルギー表示をすり抜けられるものでなければならない。
だからオカルト要素を抜く。まるで将棋だな。
ミクロコスモスとマクロコスモスの照応と自己認識の操作を組み合わせて世界そのものへ…という書き方は好まれないわけだから、引寄の法則とか別な表現を用いる。
瞑想により自己の外殻を認識して操作しアストラル投射を用いて神秘に触れて…という技術ではなく、想いの力が云々という柔らかな言葉の毛布で包んでしまう。
そうすればアレルギー表示義務がなくなる。
これは別物だから、と。
そしてそれを売る。
当然売るためには誇大広告は付き物だし、エライ誰かさんのお墨付きも必要だ。
アメリカから世界に暴れ回ってるフェンタニルも、パーデューとFDA(アメリカ食品医薬品局)が太鼓判を押したからだ。
どんなゴミでもそうすれば売れる。
凡人を超人に変えると錯覚させるテクなら、陰謀論みたいに中毒性がある。まるでフェンタニルだな。
魔術師も売れなければ飢えて死ぬ。
それが資本主義社会の真実だ。
このビジネススキームが陰謀論にもまた使われている。
ターゲットはどうしようもないアホで社会的弱者で自己顕示欲が強い。
そういう人にこれが真実ですよと言って売りつける。
引き寄せの法則によって何でも願いが叶いますよと言って売りつける。
何も変わらない。
何が悪いのであろうか。
騙される信者の社会的弱者か。
騙して信者に売るオカルティストか。
そうでもしないといけない環境を押し付けてくる資本主義か。
私は反資本主義だが、この場合はオカルティストが悪いと思っている。
売るなら値段に分の価値があるべきだというのは当然として、オカルティストの信者事業スキームそのものに問題があるから。
そしてそれはマナー講師の事業スキームと同じだから。
更に言えばそれはカルト宗教の事業スキームと同じである。
顧客の不安感を煽り、それに対する商品を売る。
もしくは逆に、売りたい商品に合わせて顧客の不安感を煽る。
それが今日の晩御飯になるからだ。
人は飯の種のために人を殺すからだ。
もし仮に私が今の仕事を辞めて、…辞めてぇなぁ…、オカルトで食っていくとしよう。
そうなればまずブログは全削除し、Twitterも消す。
そうして無料の情報を回収して、有料記事を書く。noteとかで。
それも小出しに。
そして自然とタルパーをターゲットにするだろう。
それから「正しいタルパの作り方」「危険なタル活やってませんか?」「ちょっと待って!タルパの声を聞いてますか?」「タルパを信じられない人へ」等の不安を煽る記事を飛ばしまくる。
また同時に「願いを叶える10の習慣」「タルパと歩むたった1つの方法」「これだけでタルパが願いを叶えてくれる真実の答え」などの記事を書く。
内容は全部でっち上げる。
777の書か法の書を開けば、まあでっち上げるネタには困らんだろうし、他のヤバい信者事業やってるアカウントからパクってもいいなぁ。コード114514とかさ。
徳利の口から注ぐのはマナー違反で、口の反対から注ぐのが正しいマナーだからだ。
何もかも金の前には間違いだらけだ。
なぜならそれを証明する手立ては無く、それを否定する資料もないからだ。
ケチをつけてくるやつは偽計業務妨害罪で、貶してくるやつは名誉毀損罪で、嘘つき呼ばわりは侮辱罪だ。
こういう事業をやっていて、これだけの費用がかかっていて、これだけの被害を受けましたと訴えてやると息巻くだろう。
また同業者とのプロレスは欠かせないし、界隈での評判を操作することも忘れない。
どんな手段でも用いてタルパwikiの管理権を手に入れて自分の評価を上げるよう操作する。
何か大きな炎上事件が起これば、オポノポノとでもバタフライハグとでもシコって寝ろとでも言って人心を懐柔するだろう。
マジでどっかで聞いたことあるようでどっかに心当たりがあるんだろうけど、このようにして自分の事業スキームの中に取り込んで信者にする。
どっかの誰かみたいに1年も2年もブログをほったらかしにしない。
どっかの誰かみたいにプロレスでもないガチの潰しにかかるムーブもしない。
全員が潜在的需要であるから、他人の信者(アホ)は潜在的に自分の信者(アホ)だからだ。
で、こっちの土壌を荒らそうとするなら戦う。
金の恨みは怖いんだぞ、と。弁護士に言うぞとか言って。
Twitterで見たことあるムーブでしょ。
あれはビジネススキームか、それの表面だけなぞったムーブだからです。(ここ個人名は伏せるか消すか)
ここまでどうすれば金になるかがわかっててそれをやらないのは、それが私自身の魂の尊厳を削るからだ。
オカルト、魔術、タルパというそれぞれ他人の精神の根幹に触れるものを土足で踏みにじる行為がどれほど自分の魂を穢して汚して辱めるかを知っているからこそ、私はそれをしない。
もちろんのことだが、対価を要求することと、事業スキームに取り込むのはワケが違う。
占いや霊視に対価を貰うのは当然の要求だと思うし、何もそれに批判的なわけではない。
ただし、事業スキームに取り込むのは継続的に搾取するということで、それは詐欺と何も変わらない。
マジでここ表裏一体だから気をつけようね。
最初はそのように善良なオカルトの売り手が、金の魔力に取り憑かれ、新しいマナーを発見するがごとく、新しいタルパマナーを高らかに宣言しないとは口が裂けても言い切れないから。
私自身現金大好き人間で、そして自分の心根の醜さを私自身が一番良く知っている。
ひとたびでも何かオカルト的な話から100円でも取れば、私は今後対価無しに情報を開示しないようになってしまうだろう。
だからこそ私はお金を取らない。
お金を取るオカルティストを批判しているわけではない。
これは本当に。
俺みたいに金と時間をかけて集めて実践した成果を無料で開陳してるのがとびきりの狂人だから本当に気にしないでほしい。営業妨害だって言われてもやめねえけど、それはそれこれはこれ。
これは警句である。
我々人間が何かを伝えるとき、その言葉は何かの拍子に受け手の人生に致命的な影響を及ぼすのだ。
そのつもりがなくても。それを肝に銘じておかなければ、容易くお金のためにネタを作り出すだろう。
私がオカルティストのビジネスが嫌いなのは、その者のモラルが露骨に見えるからだと思う。
そして大抵の場合、酷い汚物を見てしまうからだろう。
宇宙元旦のように。
終わり!閉廷!…以上!皆解散!